6月に入り暑い日も多くなってきたこの頃、今年もアイスコーヒーの季節がやってきますね。
アイスコーヒーの抽出方法として、近年すっかり定着してきたコールドブリュー(水出しコーヒー)。
これまでのアイスコーヒー(ドリップ急冷や、1滴づつ落とす方法)に比べて、すっきりとしていてがぶがぶ飲む夏のアイスコーヒーとしてたっぷりです。
色々なメーカーから水出しコーヒーポットなど安価に発売されていて、とても身近になりました。
8時間から24時間かけて水から抽出するので時間がかかるのが難点ですが、前日に仕込んでおけば翌日楽しめますよね。
ただ、これ、
量が足りなくないですか???
有名メーカーの説明書を見ると
出来上り容量 1,000ml
容量 8杯
え、1杯あたり125ml ?
ヤクルト2本分より少ない、。
コーヒー好きにとっては、1Lなんて2、3杯でなくなってしまいますし、
家族や友人たちにも飲ませたい、と思ったらポットを2、3本仕込まないといけないですね。
業務用のコールドブリュー抽出グッツ的なものもあるのですが、〇万を超えてて手が出ません。
そこで、誰もが思いついたであろう方法を実践してみましたのでご参考までに。
■ コールドブリュー(水出しコーヒー) 8L分
—必要なもの
・バケツ10L以上
・だしとリパック(不織布タイプ)
・コーヒー豆1KG
はい、簡単です。コーヒーの水出しポットの内部をバケツとだしとりパックで再現すればよいのです。
ポイントは、だしとりパックのセレクト。
Amazonやモノタロウなどで、業務用の大きめのだしとリパックは簡単に入手可能ですが、以下に注意してください。
・目が粗くないこと
・紙タイプではないこと。(不織布タイプ)
当然ですが、布などの目が粗いタイプはコーヒー豆がもれます。
そして、紙タイプ(良く麦茶パックなどに使われる素材)だと、豆の重みで破けます(一度決壊し、失敗したことがあります)
1. だしとリパックに挽いたコーヒー豆をいれます。(粗さは好みで。私は、中細挽きを使います)
2. バケツに7分目まで先に水をいれます。
3. コーヒー豆の入っただしとリパックをバケツにいれ、水の上に浮かします。
4. だしとリパックの上からコーヒー豆全体がぬれるように、水を注ぎます。
5. 最後に口をしばり、12~24時間(常温)- 埃など入らないようにラップかフタする。
(私は一袋に1000gいれています。写真は水20L分)
分量は、水の量に対して豆の量は1/10がちょうどいいくらい。
だしとリパック取り出す際は、豆が水を吸っていますので破れないように慎重に取り出します。
ざるに移してパックから漏れてきた水も最後に混ぜ合わせます。
(私はあらかじめバケツの下にざるなどえ底上げをしておき、ポンプで出来上がったコーヒーを取り出します)
出来上がり ^^
分量多めに作っても、水出しポットで作ったコールドブリューをなんら変わりない美味しさですよ。
自宅でのパーティーや、イベントなど大量にアイスコーヒー(コールドブリュー)を作らなければならないときなど
是非、お試しください。もちろん店舗でもいけますよ。
常温抽出の場合、抽出後は冷蔵庫で保存し衛生管理はきをつけましょう。冷蔵庫保存で1週間はいけると思います。
1晩寝かせるとまろやかな感じになります。
(参考)私の使用した、だしとリパック↓
三景 だしとりサンエース
https://www.monotaro.com/p/8876/5196/
何種類かサイズがあるので作りたい分量に合わせてお選び下さい。