アポなしコーヒー農園に行ってきた②- ミャンマー ユワーガン


夏休みを利用して念願のミャンマーのコーヒー農園を訪問してきました。

ミャンマーのスペシャルティコーヒの2大産地のマンダレー州ピンウールウィンとシャン州ユワーガン。

ピンウールウィンのが生産量も多く、場所的にも行きやすいのですがピンウールウィンのコーヒーは既に日本に輸入されているため(ミャンマー星山など)今回はシャン州ユワーガンに行ってきました。

なにを隠そうミャンマーコーヒ-で、85以上のスコア叩き出しているのはこのエリアのコーヒーが大半です。

本当はミャンマーで人気の観光地インレー湖の近くのHEHO空港から向かったほうが近いのですが、車のチャーターやら友人との合流の都合もありミャンマー第2の都市マンダレーからむかうことに。

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ただしマンダレーからユワーガンのルートは、かなりハードな山道を通るのです(ドライバーも嫌がるほど、。)

”こんなところに日本人”のワンシーンのような山道を砂埃にまみれて走ること約4時間、赤土の高地のユワーガンに到着しました。

まずは一番の有名どころ、Geniusコーヒーへ。

Geniusコーヒーはヤンゴンにカフェがあり、あちこちのスーパーでもコーヒー豆を販売しているほどの有名コーヒーです。

今回もアポなしですが、オーナーのお姉さんからいろいろ案内をしていただけました。

今は収穫の時期はとっくにすぎているため、コーヒー豆の加工の過程をみせてもらいました。

・ハンドピッキング風景

・脱穀機
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・加工場

・焙煎機の一部(Made in Myanmarオリジナルの20KGマシンなんだそう。ほんとかな)
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畑も見学させてもらいました。青い実がたわわに実ってます。
男子心をくすぐるカブトムシに興奮。

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ちなみに、ミャンマーの女性が頬に塗っているのは、タナカという木を水ですり合わせたもの。
日焼け止め、美容にもいいんだとか。塗るとスース―して気持ちいいんです。

・記念写真
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こちらでは、カスカラティー(コーヒーチェリーティー)も販売してました。
自社のコーヒーだけではなく、ミャンマー全土ののおいしいコーヒーも仕入れて販売もしていくそうです。
(ラカイン州とチン州のコーヒーも扱ってました!)
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次に向かったのは、
Shwe YwarNganコーヒー。
Shweというのは”黄金の”という意味で、Shwe YwarNganは黄金のユワーガンコーヒーという意味ですね。

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お店を訪ねると、加工場まで案内してくれました。
こちらの特徴はなんといっても、直火焙煎・炭焼きです!
高地で少しは涼しいとはいえ、この環境で深いりするなんて凄すぎます。
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稼働しているところを見たかったのですが、今回は立ち会えず。
コーヒーをごちそうになりました。
・加工場
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・ハンドピッキング
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そして、最後はAmarahコーヒー。

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お店から少し離れた加工場と近くに契約農家さんの畑を見せてくれました。
こちらはNGOのWINROCKがそれぞれの機器を無償でサポートしてくれているんだとか。

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素敵な苔で覆われた農家さんのコーヒー畑では、シェイドツリーにジャックフルーツを使ってました。豪快!
頭上に落ちてきたら危ないですね^^;


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ユワーガンエリアのコーヒーは、モカマタリを思わせるような
スパイシーな風味が特徴です。
この時期は水出しコーヒーにしても、香りがすごく甘みもしっかりでてきます。

12月には収穫が始まるようなので、収穫期のお手伝いに再訪することを約束してきましたので、
また改めてレポートします!

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また、首都のヤンゴンでも有名なCoffee Circle(Element)にいってきました。
おそらくヤンゴンで一番有名なバリスタさんにコーヒーいれてもらいました。
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満面の笑み
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こちらでもライトローストが流行っているようで、いれてもらったのはYwargan産の85オーバースコアのコーヒーです。
個人的にはもう少ししっかりローストしたほうが好きなんだけど、ダークローストが主流のミャンマーでミディアム~ライトが飲めるのはこの店くらいですね。
Coffee Circleは、ヤンゴン空港の新しいターミナルにも出店しているのでぜひミャンマーにお出かけの際はお試しください(^^


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